夏アニメ1話雑感

2018年8月2日
夏アニメ1話雑感
夏アニメ1話雑感
 8月に入って1話とは。

〇激押し
・はねバド
 昼行燈の天才とハングリー努力家の宿命の再会。王道は燃えるなぁ…と今やすっかり続編&劇場版商法に堕したfree!を比べてみる。
 …という話の面白さが気にならないくらい作画の動きが良い。急制動すると人体は骨格が位置を把持し、弾性のある肉がしなって戻る。長髪や裾のたなびきで表現することはあっても、肉体でやるとはね。このクラスの作画は「この世界の片隅で」以来かも。今期覇権。

・あそびあそばせ
 ガヤを省略した漫才のような喋りの速さと、萌え日常系では余り取られてこなかった画による笑い。どちらともテンポの高速化に寄与しており、ギャグアニメとして大変良い。君は平成の稲中卓球部を目撃する!

〇推し
・アンゴルモア
 原作より画が凝ってるのでは?(禁句
 圧倒的物量不足を奇策とゲリラで制するハンニバルものなので、単純なバトルアニメに堕さないことを望む。

・はるかなレシーブ
 ファーストルックは百合だがきちんとスポーツ作品のツボを押さえている。はねバドと同クールなのは不幸な限り。

・ゴクドルズ
 ヒナまつり難民キャンプ。
 オチを導くための前フリ愁嘆がないので、一貫してゲスいのは良い。とはいえ描写+リアクション過多でテンポが悪いのが気がかり。

・邪神ちゃんドロップキック
 原作は1話数ページをドタバタし倒しているので、5分アニメになるかと思いきや30分。部室ノリの毒づき会話劇にしたのは制作うまいなーと感心。作画・テンション・声質から受ける印象は平成のギャラクシーエンジェル。ぺこらさん…あなたは天使だ。

・プラネットウィズ
 全く分からんが惹かれる締め方。主人公が悪役側のバトルものと言えば、ずびずだーなり異世界魔王なり「ゴッコ感」がつきまとうもの。どこかで剥き出しの害意を降らしてくれれば視聴継続する。

・はたらく細胞
 ギャグには「くすり」とも来ないが、作画と声優は豪華だね。

〇キッッツイ
・中間管理職トネガワ 
 ギャグアニメ失敗例の典型。天然ボケ→唖然→叱咤or苦悩の流れを漫画であれば5秒で読めるものを、全部ト書きに起こして喋らせ挙句仰々しい効果音を流すから20秒も掛かる。話の流れに合わせて、小ネタはさらっと流す方が面白味を増すのがコメディーの常道なのだが…。「これがトネガワ」なのだとしたら、多分アニメ化にそもそも向いてないよ。

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