環境最強カードに魂を売る
2016年5月31日ということで、《集合した中隊/Collected Company(DTK)》デッキを使うことに。このカード《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》と同じくらいの値段するんだね…。
4C Rites
-土地(24)-
4《進化する未開地/Evolving Wilds(BFZ)》
4《コイロスの洞窟/Caves of Koilos(ORI)》
4《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(ORI)》
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast(ORI)》
2《ウェストヴェイルの修道院/Westvale Abbey(SOI)》
3《森/Forest(ORI)》
1《沼/Swamp(ORI)》
1《島/Island(ORI)》
1《平地/Plains(SOI)》
-クリーチャー(28)-
4《壌土のドライアド/Loam Dryad(SOI)》
4《薄暮見の徴募兵/Duskwatch Recruiter(SOI)》
4《エルフの幻想家/Elvish Visionary(ORI)》
1《ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat(BFZ)》
4《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer(OGW)》
4《地下墓地の選別者/Catacomb Sifter(BFZ)》
4《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》
3《血統の観察者/Brood Monitor(BFZ)》
-呪文(8)-
4《謎の石の儀式/Cryptolith Rite(SOI)》
4《集合した中隊/Collected Company(DTK)》
-サイドボード(15)-
4《ドロモカの命令/Dromoka’s Command(DTK)》
4《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》
3《精神背信/Transgress the Mind(BFZ)》
4《現実を砕くもの/Reality Smasher(OGW)》
メインは完コピなので特に語ることはないでしょう。話すべきはサイドのジェイスとスペルの選択について。4Cライツのサイドは森の代言者でアグロプランを取るのが通例だが、トナプラでいくらか回してみて強いと感じることが少なかった。
先ずビート≒白単人間に対してだが、このマッチは諦めている。代言者のタフ3は勇者の選定師、副官、見守り、サイドからのギデオンとあらゆるカードで簡単に突破されるため、カンパニー連打で反射魔道士が4枚めくれるくらいの動きでないと勝てない。
またミッドレンジ同型やコントロールに対してだが、ライツデッキの代言者は他のデッキの代言者に比べ遥かに弱い。何故なら土地が伸びる公算がないからだ。メングーチバントのジェイス、ナヤミッドのニッサ、不屈の追跡者などのドローソースがないため、土地6の条件を満たすのが遅い。なので何時まで経ってもタフ5にならず、ビートの取るこのカードの強みである全除去=光輝の炎、衰滅、チャンドラに臆せず戦場に追加することが出来ないのだ。
対しジェイスは相手の除去を強要し、PWに変身すれば全除去を回避できる。PWジェイスへの対処は破滅の道しかないため、リアリティースマッシャーの生き残る確率も上がる。ほぼ全てのゲームでサイドインするため「ならメインから入れろよ」という声もあるだろうが、サイド後でなければスペルカウントが上がらない。
リーグ参加結果:4-1
vs Bg ramp ○○
vs Bgw control ○○
vs Bant Company ○×○
vs Gr ramp ○○
vs Human company ××
・ジェイス…目論見通り強かった。このデッキの天敵であるカリタスを反射魔導士でハンドにシュートした後、ジェイスFB精神背信でゲーム外に叩き出す動きが強かった。
・中途半端…額面上は無限コンボを搭載しているものの、ハスクのないズーラポート、ズーラポートの重ね張りのない血統の観察者は単体として弱い。観察者はウェストヴェイルの餌にはなるものの、環境がこうもカンパニーミラーで埋め尽くされている状況では狙うべくもない。石の儀式を薄暮見と変位エルドラージで使いまわすならグッドスタッフ、生贄要素でのシナジーを求めるならズーラポート4ハスク4、いずれにせよ3色で綺麗にまとめる方が良いように思う。
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