FGO ボックスガチャイベ雑感
〇周回
 ロリンチ・キャストリアは揃っているので英雄級を礼装5積みで周回中。現クールの英雄級は英雄の証がドロップするのでウマウマ。伝説級周回は次回以降で良いでしょ(宿題先送り感)

〇聖杯戦線
 まさかの戦略シュミレーションゲーム。普通に面白いが、何故これがレクイエムコラボで出来なかったのか…。

〇Appmedia記事評
 FGO攻略サイトの中では、ネタ記事の多さで有名なappmedia。「いまさら始める~」「星4配布全鯖評価」など若干臭いアクの強い記事もあるが、今回の「4連休前おすすめ買いだめ食料」「周回中お勧め流し見映像作品」記事はどうだろうか。

・めし
https://appmedia.jp/fategrandorder/5400247
「四日間一度も外出しない」「起床時間中只管周回」が前提だけど、ここまでやるかね?伝説・英雄級3T周回出来る人って、そもそももう育成鯖が居ないから素材をストックしまくる動機がないし、FGO初めて数か月~1年くらいのユーザーって凸アーツor宝具礼装、キャストリア、バサシorSイシュタルorロリンチ辺り持ってなくて周回継続するモチベないと思うんだが…。
 1日10時間×4日周回やるにしても、昼飯は自炊、晩飯は外出、3~4時仮眠など定期的に休憩挟んでスマホ・PC・眼・指を休ませた方が良いゾ。姿勢の歪みが原因で頸肩腕症候群になって、脳神経内科受診するのは怖いゾ(1敗)。

・流し見用作品
https://appmedia.jp/fategrandorder/5399605
>バーフバリ、SING
 前段で「アクションはお勧めしない~」と言っておきながらバーフバリ勧めるとか正気?バーフバリはアクションの外連味以上に、前の演出がのちのちに違う意味を持って繰り返される「反復と変化」の効果があるのが特徴。なので一秒たりとも画面から意識を外すべきじゃない。
 これは海外の劇場アニメも同様。ディズニーピクサー、ドリームワークス、イルミネーション、ソニーピクチャーは皆そこを上手くやってて、正直日本アニメと質がまるで違う。まあ、ブロリーだの、深夜アニメだのは…流し見には良いんじゃないすかね(映画オタ並の蔑視)

>シャイニング
 キューブリックの中でも「2001年~」に並ぶ映像派作品だから流し見はねーべ!!キューブリックの中では会話シーンの多い「スパルタカス」勧めるべきだろ~(スノッブ感)。スパさんでFGOとも関係あるし。

>ピクセル
 クリスコロンバスの老いを感じて悲しくなるゾ…。彼の監督作では「ホームアローン」「ミセスダウト」「アンドリューNDR114」の時期がやっぱり一番良いよ。


〇寧ろ本題:流し見用映画
 僕のお勧めを述べるなら、断然任侠もの映画、Vシネマが周回には向いてますね。
 カチコミ、バシタとの濡れ場などのアクションが売りではあるものの、基本は会話劇が主。いかに主人公がヤクザ社会で仁義を守り、敵を計略に嵌め、のし上がるかが面白さの肝。Vシネのヒットタイトルは延々ナンバリングが続くため、長時間の周回にもおあつらえ向き。

Vシネなら
・首領への道
・雀鬼
・ミナミの帝王
・静かなるドン
・銀と金

映画なら
・仁義なき戦い
・県警対組織暴力
・アウトレイジ
・虎狼の血
・北陸代理戦争
・資金源強奪
・実録外伝 大阪電撃作戦
・実録 私設銀座警察
・GONINサーガ
・三代目襲名
・日本暴力列島 京阪神殺しの軍団

辺りかな。後半は名画座でしかもうお目にかかれない気はするけど。
 「about the ban revision of "Vintage"」という英語表現を評していくよ!

・about the ~
 ab(周り)とout(外)から成り立つ通り、aboutは「周辺」を表す。引き合いに出されることの多いofと比べれば
talk of:専門性の高い話
talk about:喩えやおさらいを用いる分かり易い話
との違いが出る。なので他フォーマットの禁止や一般論を出さず、aboutを使うのは微妙…。あ、オリカ脱線が伏線ですかね?
 
 そもそもの話をすれば、文頭に前置詞を持ってくるタイトルも自然ではない。嘘だと思うならSCGやCFBの記事一覧を見て欲しい。
①平叙文の主語
②5W1H
③名詞
99%のタイトル文頭がこのどれかの筈だ。仮に文頭だとしても"of what do you think?"のように文語的倒置表現として使われる。自然な英語とするなら
①The 禁止改訂~
②My impression about/of 禁止改訂~(どうせ禁止改訂について「の所感」って言いたいんやろ?)
等はどうだろうか。

・the ban revision
 意外に思うだろうが、禁止改定(訂)は公式の表現ではない。
https://mtg-jp.com/search/?q=%E7%A6%81%E6%AD%A2%E6%94%B9%E5%AE%9A
公式の日本語訳では禁止制限告知/BANNED AND RESTRICTED ANNOUNCEMENT
https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034000/
となっているし、イゼ速のニュースタイトルでも公式表現に倣っている(本文中には改訂とあるが、これは後述)
http://www.izzetmtgnews.com/archives/94312
 
 想像になるが、大手海外サイト記事の定型表現
https://www.channelfireball.com/all-strategy/articles/may-18-banned-and-restricted-list-update/
「banned and restricted list update(change)」を有志が翻訳した際の表現が流布され、一般化したためだろう。
 
 では何故ban revisionが問題なのか?これでは禁止「の(連体修飾語)」改訂になるからだ。禁止(リストの)改訂ではない。
 カラデシュ、エルドレイン期には禁止が続発したが、「禁止ポリシー変わったな~」との皮肉を込めてban revisionという表現を使うならばアリだが。

 断っておくが、この日本語表現そのものは問題ない。
 第一に日本は言語的・文化的にハイコンテクストだ。頻繁に省略・脱落が行われるため、禁止改定と書いても「禁止(制限リストの)改訂」と受け手側が理解してくれる。
 次に、この表現そのものへの愛着。SNSが未発達で、国内大手ショップが記事に力を入れる前、mtgに関する情報共有と言えばdiarynoteだった。有志が積極的にstar city gamesの記事を翻訳し、private squareに取り上げられて喜んでいたあの時代…。定着した表現を否定するのは余りに無粋だろう。

 だからってban revisionはねえけどな。文中なら兎も角トップバナーの表示に「省略を察せ!」と求められても困るし、アンタの造語(誤直訳)やん。

 ※ ※ ※ ※ ※ 

 代替案示さないのはマジで粗探し止まりなので、英作文の模範提示しときます。
 英語に必要なのは①簡明さ②始めに重要な情報を持ってくること、の2点。(言語的誤りを除いたとしても)about the ban revision of Vintage、では意味の中心がぼやけるんですよ。
 なので
a) 飽くまで直訳が良いなら My opinion on the ban in Vintage(ban of Vintageではヴィンテフォーマットの禁止になりますな)
b) この禁止がやべーと示したいならthe unprecedented ban (in Vintage)
c) 俺が解説してやる!って意気込み示すならWhy banned?(これだけで通じます)

 ご参考までに(誰にだ)。
『チャイルド・プレイ(2019)』
『チャイルド・プレイ(2019)』
『チャイルド・プレイ(2019)』
粗筋 母子家庭で新居に移り立ての少年、アンディはふさぎ込みがち。それを見かねた母親は、勤め先の玩具店に返品されてきた最新会話型ロボット「バディ」をちょろまかし息子へのプレゼントとする。故障ぎみの人形は自らをチャッキーと名乗り、アンディとの生活が始まる。罵り言葉を復唱するなど子供向けらしからぬ人形に喜び、親友のように付き合うアンディ。だが母親の恋人シェーンと険悪な関係にあるのを見てとったチャッキーは、暴走を始める…。

 
「チャイルドプレイ」シリーズをざっくり一言で言うと、「殺人鬼苦労珍道中」。1作目はご存じの通り、警官に殺されて逆恨みした極悪人チャッキーの魂が人形に乗り移り、人形のオーナーになった少年アンディの肉体を乗っ取ろうと四苦八苦(勿論失敗)。その後も延々アンディを付け狙うわけです。焼かれ炉で溶かされても蘇り、恋人(人形)や息子(二重人格の人形)と家族ケンカしたりもする。チャッキーというキャラクターのアク(悪)の強さが魅力のシリーズだったわけです。

 ではリブート版はどうか。「純真」なんですね。楳図かずおの傑作「ねがい」をご存じでしょうか?内気で友達の居ない少年が、廃材で自作の人形をくみ上げる。彼は人形を「モクメ」と名付け友達として接するが、リアルで友人が出来ると人形遊びは疎遠となり、やがて周りで異変が起き始める…。昔遊んだ・捨ててしまった人形の怪談話ではメリーさんや西洋人形の呪いを挙げた方が伝わりやすいでしょうか?それらの行動原理は、友情と妬み。決して敵意や害意ではないのです。

 ままごとや人形遊びは、人付き合いの予行演習と言われます。イマジナリーフレンドとはつまり幼さを象徴している。今作の死人の中で、2人(と一匹)は間接的にアンディにも責任がある。アンディが周りへの理解や働きかけを拒絶し、不平をまき散らすだけだったがゆえに、曲解したチャッキーは彼らを殺めた。アンディが自分の責任を認識し、チャッキーと(己の幼さと)対峙することで初めて、彼は成長を迎えるのです。

 手塚治虫の「雨ふり小僧」、藤子F不二雄の「劇画オバQ」、或いは「トイストーリー3」。イマジナリーフレンドからの卒業には痛みや哀感がある。半端なく歪んではいたけれど、「また遊びたい」がために縋ってくるチャッキーとの最終対決はスリルよりも不憫さが勝るんですよね。ナイフを振り上げたチャッキーの手が、咄嗟の「親友の歌」で止まる。コアを破壊されたチャッキーが最期に遺す「僕たち親友だったろ?」の言葉を、アンディは否定はしない。
 先に挙げた「ねがい」という漫画はこう終わります。自分を捨てた少年が独りで留守番する夜、モクメは復讐にやって来る。取っ組み合いの末、謝った少年に対し攻撃を止め手を差し伸べるモクメ。すると少年はイスで殴り倒し、徹底的に破壊する。「ごめんね!許して!…でもお前がいると、友だちができないんだ!僕がねがいをかけてしまったから…!」と泣きながら首が落ちるまで…。


 とはいえ、湿っぽかったり説教臭い話でもない。ホラーとしてそつのない作りになってます。アンディの住むアパートの住人たちが主要キャラになるので、アンディの生活風景の中で彼らの人となりがテキパキと描写される。殺害シーンでは頭が耕運機で中身くり抜かれたり、電ノコで股間から肢切断などのぶっ飛んだゴアがある一方で、被害者がゲス不倫男だったり窃視趣味の変態だったりと溜飲は下がる。チャッキーがお土産に持ってきた生首を何とか処分しようとして、中身を知らない母親やご近所さんにバレるのではとヒヤヒヤするギャグ展開まで揃っている。

 チャッキーの性能自体にも時代性が取り入れられていたのは良かったですね。「バディ」を製造する大手カスランは、IOT家電のようにあらゆる商品をネットで連動させている。再起動してブチ切れモードになったチャッキーは、スマホや家電のシステムを乗っ取りアンディが孤立するよう仕向けます。人形の姦計で主人公が孤立するのは初代にもあった展開ですが、こちらはアンディのSAN値を削るような録画映像(周りの愚痴やチャッキーの殺害シーン)をスピーカーやテレビを操作して見せつける。極めつけが「バディ2」の発売カウントダウンパーティー。玩具店の照明・シャッターを掌握し、ハッキングしたドローンを空飛ぶチェーンソーにして虐殺…と逆ホームアローン状態。


 頭空っぽなホラーとして楽しめるし、少年冒険譚としても、勿論シリーズものとしても楽しめる佳作でした。「ハロウィン」と並んで、今年は往年ホラーの名リブートが続くね。

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