2016年の映画振り返り
2016年9月3日
今年も2/3が終わりました。今年劇場で見た映画が100本目なので時期が中途半端ですが暫定トップ10でも。
1位 シン・ゴジラ
2位 ズートピア
3位 サウルの息子
4位以下公開順
ヤクザと憲法
ロブスター
ボーダーライン
貞子VS伽椰子
クリーピー 偽りの隣人
ファインディング・ドリー
君の名は。
「シン・ゴジラ」はカルト映画。空気というか波長みたいなものが合ってしまったから仕方ない。去年でいうところのガルパン劇場版(流石に「マッドマックス」は次元が違うので例としては不適)。
贔屓目抜きにすれば「ズートピア」の完成度の高さに異論のある人はないんじゃないでしょうか。ストーリー、テンポ、演出、メッセージ性、ユーモアセンスとにかく全方位的に出来が良い。ただぶち抜けたところのない優等生的な作品の感は否めないかも。先天・後天的な精神障害と関わりがある人が「ファインディングドリー」をこれより上に評価するのはわかる。
マイナー良作としては「ヤクザと憲法」。タイトルにヤクザってついてると仁義とかドスとかチャカをイメージするけれど、そういう映画ではないです。「見えない・説明されていない」ものを暗に伝える、というドキュメンタリーの奥深さを思い知らされました。反社会と糾弾するが、そもそも「社会」は機能しているのか。ソフト化は先ず無理らしいので、お近くの名画座でかかったら是非。
今公開中の映画でいくとシン・ゴジラは是非3回見に行って欲しいですが、「君の名は。」もお勧めです。新海監督は一度「星を追う子供」でエンタメ路線に行ったものの観客の反応は鈍く、前作「言の葉の庭」で文学路線に再帰。今作もしっとりフェチかと思いきや一気にエンタメに振り切り、しかも良い出来栄えでした。過去作オマージュがちりばめられていて、メインターゲットの若者・カップル以外(オールドファン)にも目くばせ出来てるのは好感触です。
1位 シン・ゴジラ
2位 ズートピア
3位 サウルの息子
4位以下公開順
ヤクザと憲法
ロブスター
ボーダーライン
貞子VS伽椰子
クリーピー 偽りの隣人
ファインディング・ドリー
君の名は。
「シン・ゴジラ」はカルト映画。空気というか波長みたいなものが合ってしまったから仕方ない。去年でいうところのガルパン劇場版(流石に「マッドマックス」は次元が違うので例としては不適)。
贔屓目抜きにすれば「ズートピア」の完成度の高さに異論のある人はないんじゃないでしょうか。ストーリー、テンポ、演出、メッセージ性、ユーモアセンスとにかく全方位的に出来が良い。ただぶち抜けたところのない優等生的な作品の感は否めないかも。先天・後天的な精神障害と関わりがある人が「ファインディングドリー」をこれより上に評価するのはわかる。
マイナー良作としては「ヤクザと憲法」。タイトルにヤクザってついてると仁義とかドスとかチャカをイメージするけれど、そういう映画ではないです。「見えない・説明されていない」ものを暗に伝える、というドキュメンタリーの奥深さを思い知らされました。反社会と糾弾するが、そもそも「社会」は機能しているのか。ソフト化は先ず無理らしいので、お近くの名画座でかかったら是非。
今公開中の映画でいくとシン・ゴジラは是非3回見に行って欲しいですが、「君の名は。」もお勧めです。新海監督は一度「星を追う子供」でエンタメ路線に行ったものの観客の反応は鈍く、前作「言の葉の庭」で文学路線に再帰。今作もしっとりフェチかと思いきや一気にエンタメに振り切り、しかも良い出来栄えでした。過去作オマージュがちりばめられていて、メインターゲットの若者・カップル以外(オールドファン)にも目くばせ出来てるのは好感触です。
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