スタンは他の人が扱ってくれると思うので。
http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptkld/the-6-0-drafters-of-pro-tour-kaladesh-2016-10-15
初日のドラフトで3-0したプレイヤー57人のうち、二日目も全勝できたのは僅か6名だ。リミテッド全勝の秘訣は何だろう?(訳者駐:本筋と関係ないところを大幅カット)
カラデシュリミテッドはイニストラードリミテッドと大きく違う。旧環境がシナジー重視だったのにひきかえ、カラデシュではマナカーブとコンバットトリックが遥かに重要である。
「この環境ではバットリは除去みたいなもんだね」レヴィーは言う。「僕の一押しは《活力の奔出/Rush of Vitality》だ」彼は二日とも黒を選択し、どちらのデッキにも《活力の奔出/Rush of Vitality》は入っていた。「地味だけどいい仕事をしてくれる。相手生物を落とし、こちらの生物を守り、絆魂でダメージレースを有利にする。これさえあれば除去の代わりになってくれる」彼は他にも《飾りの勇気/Ornamental Courage》を強く推す。「この環境一マナのバットリが本当に強い。こいつも甘く見ちゃいけないよ」
マシュー・ナスもまた、マナカーブをシナジーより重く見る全勝プレイヤーだ。「前のめりなマナカーブと除去。2日目のデッキは特別なことはない。シナジーといっても《航空艇/Sky Skiff》と《尖塔横の潜入者/Spireside Infiltrator》のセットぐらいだ。《鎧作りの審判者/Armorcraft Judge》と《亢進する地虫/Thriving Grubs》で前者を選んだが失敗だった。シナジーなんかより2マナ生物の方が大事だ」
オーウェン・タートンワルドは別の戦略を胸にドラフトに臨んだ。「レアを軸に構築した」彼の二日目のデッキはエネルギーカードと数種のボムで構築されている。「初手は《霊気烈風の古きもの/Aethersquall Ancient》を、2手目は《タカシオヤドカリ/Hightide Hermit》だった。初手レアの後は、ETBでエネルギーを供給する生物を中心にピックした。ヤドカリと《亢進する亀/Thriving Turtle》があれば、毎ターン生物をフルバウンスできる」
《領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship》がオーウェンのボムだ。「スカイソブリンさえ引ければ勝てる。だからこれにたどり着けるよう、3枚の《安堵の再会/Cathartic Reunion》を入れた。《金属紡績工の組細工/Metalspinner’s Puzzleknot》さえ積んだね」
6-0プレイヤーの大半は緑を選択した。「空いていれば緑を選びたい。最大のサイズに加えコンバットトリックを有している。どの色とでも組めるが、一番は赤緑だ」レヴィーは言う。
ドナルド・スミスも同意見だ。「黒と緑は良いよ、とはいえこの2色の組み合わせはおススメできないが。青は特殊な色なので、出来れば避けたい。白赤の組み合わせも避けるべきだ。緑の良いところは3色目のタッチを容易にしてくれるところだ。僕のチームは冗談で『《つむじ風の巨匠/Whirler Virtuoso》は緑だ!』なんて言ってる有様だ」
ジュザもまた青に否定意見を持つ。「この色の存在価値って何だ?2/1バニラに、碌なスペルのない2/3果敢?青をサポートするカードは他の色のデッキでも通用するから、余計に青いデッキの成立を困難にさせる」
青は最弱、にマシューは異を唱える。「《風のドレイク/Wind Drake》や《ヒレナガ空鯨/Long-Finned Skywhale》は駄目だ。青は飛行よりコントロールプランを模索すべきだ。青緑は最高だね。半面赤青は最悪だ。赤は最弱カラーだね」
リミテッド部門を6-0した6人の中で最も好まれた2色は、白黒の組み合わせだった。このカラーは受けが広い。トークンでアグロに組むことも出来れば、アドアドしいコントロールも可能だ。ジュザの白黒はその中でもユニークなデッキだ。「素晴らしい」そう語る彼のデッキには、3枚の《航空艇/Sky Skiff》と2枚の《夜市の見張り/Night Market Lookout》が採用されている。単体では弱い見張りも、機体デッキではその強さは段違いになる。
以下は全勝プレイヤー6人のデッキ内訳になる。
マーティン・ジュザ :GWu/ WB
ラファエル・レヴィー :BG/ BR
マシュー・ナス :GW/ RG
ドナルド・スミス :GWu/ RG
オーウェンタートンワルド:BRu/ UR
トラヴィス・ウー :WB/ WB
色別に分析した結果は以下。
緑、白、黒が6つ
赤が5つ
青が主色のものは1つ、但しタッチカラーでは3つ
…本文ここまで。
プロプレイヤーのカラデシュ認識としては
といったところでしょうか。
『カラデシュ』ドラフトの要点 Oliver Polak-Rottmann
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3422
こちらも併せてどうぞ。
http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptkld/the-6-0-drafters-of-pro-tour-kaladesh-2016-10-15
初日のドラフトで3-0したプレイヤー57人のうち、二日目も全勝できたのは僅か6名だ。リミテッド全勝の秘訣は何だろう?(訳者駐:本筋と関係ないところを大幅カット)
カラデシュリミテッドはイニストラードリミテッドと大きく違う。旧環境がシナジー重視だったのにひきかえ、カラデシュではマナカーブとコンバットトリックが遥かに重要である。
「この環境ではバットリは除去みたいなもんだね」レヴィーは言う。「僕の一押しは《活力の奔出/Rush of Vitality》だ」彼は二日とも黒を選択し、どちらのデッキにも《活力の奔出/Rush of Vitality》は入っていた。「地味だけどいい仕事をしてくれる。相手生物を落とし、こちらの生物を守り、絆魂でダメージレースを有利にする。これさえあれば除去の代わりになってくれる」彼は他にも《飾りの勇気/Ornamental Courage》を強く推す。「この環境一マナのバットリが本当に強い。こいつも甘く見ちゃいけないよ」
マシュー・ナスもまた、マナカーブをシナジーより重く見る全勝プレイヤーだ。「前のめりなマナカーブと除去。2日目のデッキは特別なことはない。シナジーといっても《航空艇/Sky Skiff》と《尖塔横の潜入者/Spireside Infiltrator》のセットぐらいだ。《鎧作りの審判者/Armorcraft Judge》と《亢進する地虫/Thriving Grubs》で前者を選んだが失敗だった。シナジーなんかより2マナ生物の方が大事だ」
オーウェン・タートンワルドは別の戦略を胸にドラフトに臨んだ。「レアを軸に構築した」彼の二日目のデッキはエネルギーカードと数種のボムで構築されている。「初手は《霊気烈風の古きもの/Aethersquall Ancient》を、2手目は《タカシオヤドカリ/Hightide Hermit》だった。初手レアの後は、ETBでエネルギーを供給する生物を中心にピックした。ヤドカリと《亢進する亀/Thriving Turtle》があれば、毎ターン生物をフルバウンスできる」
《領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship》がオーウェンのボムだ。「スカイソブリンさえ引ければ勝てる。だからこれにたどり着けるよう、3枚の《安堵の再会/Cathartic Reunion》を入れた。《金属紡績工の組細工/Metalspinner’s Puzzleknot》さえ積んだね」
6-0プレイヤーの大半は緑を選択した。「空いていれば緑を選びたい。最大のサイズに加えコンバットトリックを有している。どの色とでも組めるが、一番は赤緑だ」レヴィーは言う。
ドナルド・スミスも同意見だ。「黒と緑は良いよ、とはいえこの2色の組み合わせはおススメできないが。青は特殊な色なので、出来れば避けたい。白赤の組み合わせも避けるべきだ。緑の良いところは3色目のタッチを容易にしてくれるところだ。僕のチームは冗談で『《つむじ風の巨匠/Whirler Virtuoso》は緑だ!』なんて言ってる有様だ」
ジュザもまた青に否定意見を持つ。「この色の存在価値って何だ?2/1バニラに、碌なスペルのない2/3果敢?青をサポートするカードは他の色のデッキでも通用するから、余計に青いデッキの成立を困難にさせる」
青は最弱、にマシューは異を唱える。「《風のドレイク/Wind Drake》や《ヒレナガ空鯨/Long-Finned Skywhale》は駄目だ。青は飛行よりコントロールプランを模索すべきだ。青緑は最高だね。半面赤青は最悪だ。赤は最弱カラーだね」
リミテッド部門を6-0した6人の中で最も好まれた2色は、白黒の組み合わせだった。このカラーは受けが広い。トークンでアグロに組むことも出来れば、アドアドしいコントロールも可能だ。ジュザの白黒はその中でもユニークなデッキだ。「素晴らしい」そう語る彼のデッキには、3枚の《航空艇/Sky Skiff》と2枚の《夜市の見張り/Night Market Lookout》が採用されている。単体では弱い見張りも、機体デッキではその強さは段違いになる。
以下は全勝プレイヤー6人のデッキ内訳になる。
マーティン・ジュザ :GWu/ WB
ラファエル・レヴィー :BG/ BR
マシュー・ナス :GW/ RG
ドナルド・スミス :GWu/ RG
オーウェンタートンワルド:BRu/ UR
トラヴィス・ウー :WB/ WB
色別に分析した結果は以下。
緑、白、黒が6つ
赤が5つ
青が主色のものは1つ、但しタッチカラーでは3つ
…本文ここまで。
プロプレイヤーのカラデシュ認識としては
①高速環境
②マナカーブ、コンバットトリック>シナジー
③緑が強い、青が最弱
といったところでしょうか。
『カラデシュ』ドラフトの要点 Oliver Polak-Rottmann
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3422
こちらも併せてどうぞ。
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