異形コレクション 涙の招待席

https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334775452
 本屋で見つけ、縷々滂沱。
 私を短編と怪奇の楽しさに目覚めさせてくれたシリーズの新刊(傑作選とはいえ)に嬉しさが止まらない。どうか、また定期刊行してくれないものか。

私的ベスト3
・黒い遊園地
 異形コレクションの存在を初めて知り、リアルタイムで追い始めた1冊。「菊池秀行のニッケルオデオン」は何度読み返したか知れない。

・ひとにぎりの異形
 アンソロの中でも類を見ない、新作ショートショートのみを揃えた一冊。短編集を読む喜びに充ちている。

・アジアン怪奇
 日本から天竺、西アジアの砂漠まで。テーマアンソロジーの風合いが最も強い一冊。編者の井上雅彦は膨大な短編を執筆されているが、ここに収録された「翩譚集 あるいは、或る都の物語」は氏のベストワークだと思っている。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索