ドミナリアドラフトで2/2に価値はないのか?
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/5078

 条件付きながら反駁を試みたい。

①バリュー2マナ生物を引きずり出す
 《カリゴの皮魔女/Caligo Skin-Witch》《ギトゥの年代記編者/Ghitu Chronicler》《苗木の移牧/Saproling Migration》はキッカーすることで追加効果を得ることが出来る。例えば後手で1/3と3/2がある状態、相手が2T目に動かなかった場合1/3を出さない選択肢が発生する。ところが2/2を出された場合、1/3を釣り出されることになる。

②タフ4以上が少ない+装備品2種及び+1/+1カウンター+大振り除去
 上記晴れ記事にあるように、環境にタフ3は多い。だが5マナ以下のコモンでタフ4カードが驚くほど少ないことにお気づきだろうか。「壁生物」が環境に居ないのだ。なのでワンサイズ上げれば、2/2に遣い道が出て来る。
 環境のコモン装備は《馬上槍/Jousting Lance》と《小剣/Short Sword》。+2修正と先制攻撃で見るからに強い前者は勿論のこと、僅か+1/+1修正の後者も実は強い環境である(タフネス偏重生物が居ないので)。
 除去が大振りなのも見過ごせない。3点火力がコモンに一つもなく、タフ2除去は2枚ともキッカーが配されている。テンポ良く3~4マナ帯を除去するカードはないが、5マナ級への除去は豊富にあるという環境なのだ。

③トークン+装備=攻め手優位
 ハンドアドを取るカードは《予言/Divination》以外マナ効率が悪いが、トークンカードは白と緑のトークンカードは素キャスト含めレシオが良い。トークンと装備の組み合わせは基本殴る方が有利なので、「低速ながら攻め手優位」という奇妙な環境なのではないだろうか。

 それでは以上を踏まえ、先日3-0したデッキを見てみよう→

…そりゃあ《ヤヴィマヤの化身、ムルタニ/Multani, Yavimaya’s Avatar》とセラ天のツーペアあったら勝ちますわな!

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