太古の昔から、人は《スランの崩落/Fall of the Thran(DOM)》に魅せられてきた(発売から1年)。
 スランの崩落による土地回収を阻害する方法はいくらかあった。《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》《ファイレクシア教典/Phyrexian Scriptures(DOM)》だ。だが僧侶は問題外(そもそもコントロールがタフ1飛行を積むとは…)、ケイヤは役割がゲインしか持てなかった。ファイレクシア経典はディレイ全除去による展開抑制とゲドンの相性が良いが、墓地追放タイミングを選べないのが問題だった。
 だが遂に墓地掃除界に新星が現れた。ではデッキを紹介しよう。

-土地(25)-
3《オルゾフのギルド門》
4《神無き祭殿》
4《孤立した礼拝堂/Isolated Chapel(DOM)》
1爆破域
6《平地(RNA)》
7《沼/Swamp(ORI)》

-生物(10)-
4《徴税人》
3《探求者の従者/Seekers’ Squire(XLN)》
3《疫病造り師/Plaguecrafter》

-呪文(25)-
1《モックス・アンバー/Mox Amber》
3 戦慄衆の侵略
1 はぐれ影魔道士、ダブリエル
3 夢を引き裂く者、アショク
2 復讐に燃えた血王、ソリン
3《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza(DOM)》
2《ファイレクシア教典/Phyrexian Scriptures》
3《ケイヤの怒り》
2《首謀者の収得/Mastermind’s Acquisition(RIX)》(スランアショクラスゴ4枚目とか、リリアナ最古再誕辺り)
3《スランの崩落/Fall of the Thran》
2 永遠衆の将軍、リリアナ

 そう、アショクだ。アショクには複数の役割がある。1つはスランの崩落で割った土地の追放。ケイヤと違い、墓地全てを追放できるのが魅力。またアズカンタや再燃フェニックス封じにも使えるが、こちらはライブラリーを削りながら進むので相手の勝ち手段を減らすことにもなる。
 これまでオルゾフはエスパーの下位互換に甘んじてきたが、PWの増加によってミッドレンジとして立ち回る選択肢も出てきたのではないか。神リリアナを使った人なら分かると思うが、-4の起動は相手だけ2体生贄よりもこちらも小粒生贄にした時の方が余程強い。

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