禁止改定後のスタン考(サンプルリスト付き)
2019年11月19日 Magic: The Gathering
twitch配信勢の改定後最速大会があるのでその結果待ちですが、自分も考えてみた。
〇消滅
・セレズニア出来事:亭主全振りゆえ。
・グルール:友好2色の弱マナベースで存続出来ていたのはむかしむかしの御蔭。そのほかにもナチュラルに積めた銛撃ちはガチョウの実質退場で存在意義を失い、「高パワー生物で3~5Tの相手PWを押し切る」デッキ構成も有効ではなくなった。狼と掌握が退場するから獣は出し得生物になれるんだけどね。
〇弱体化
・ニッサハイドロ系
ガチョウ+むかしむかしのロケットスタートがなくなりオーコ狼といった万能中盤展開も失った。「多色化してまだいける~」との言説を見たけど無理じゃね?前環境のバントランプはチェックランドありきだし、ガチョウがいなくなったのでダブシンタッチは恐らく無理。前環境の如く土地27でマナソースの枚数そのものを増やせばマナカウントが足りるかもしれないが、そこまでするメリットはない(あれも同系見据えての歪みだった訳だし)。
あとありえるのは浅瀬+ドルイドのエレメンタルパッケージか。いずれにせよ初動2Tのデッキなので脅威ではなくなる。
〇相対的浮上
・小粒系アグロ
緑の初動が2T楽園にシフトするため、先手なら安定して勝てるようになる。
目下問題はマナベースの弱さ。騎士、ラクドスアグロがポッと出て直ぐ消滅したのはスクライ(あっても)積めない貧弱マナベースだったから(グルールだけが許されたのは上述)。赤単はデッキパワーが論外だし、難しいところね。
・カウンターデッキ
シミフラ、青白。BO3知らんけどクリコマが消滅したからサイド後も行けるんじゃね?(適当)
・3テフェ系
「3テフェ禁止しろ」の戯けコメを良く見るが、オーコ獣ニッサラインのデッキが減ればそれだけ価値も上がる。小粒横並びには辛いのだが、そういうデッキは全除去一発で沈む。シミックフードがテフェリーを完全駆逐したのは横並びする癖にリカバリーが容易なデッキだった為でして。
・低速コンボ
創案、荒野、あと壊滅ダンス?これも横並びそのものは辛いからクラリオン煤炎の一掃ケイラスをしっかり取ること前提だけどね。
・茶
かまどとグレートヘンジ。かまどは1マナと軽いからまだしも、グレートヘンジは5マナ払って展開した返しに鹿に変えられたから始末に負えなかった。
ヘンジのマナ域にはニッサ様が居られるが、後述するような残忍な騎士デッキが流行るならば絶対に対処できないアド装置として有力な筈。
〇個人的お勧め
・緑単系
むかしむかしは落ちるものの、マナベース緩和の意味がなかったので相対的には被害は軽微。
デッキの動きとしては生皮or野獣で1Tスタートし、2T楽園、3T獣から最終的にグレートヘンジに繋げるもの。弱体シミックと違いトロール、ヨルヴォ、野獣分アグロ耐性は段違い。後述するゴルガリ出来事よりもアグロに有利な点で差別化は出来ているかな。
・ゴルガリ出来事
皆言うようにトップメタ間違いなさそう。もともとミッドレンジ型(ビビアン、ニッサ、ヘンジ+掌握)タイプはむかしむかしが1~2枚程度だったのでセレズニア出来事と違い影響は少ない(掌握スロットはアグロや同系を見越せば《軍団の最期/Legion’s End(M20)》採用で安定)。
ガチョウが退場するため、緑同系でマナ加速の枚数差による展開負けはなくなった。またオーコ狼による早々のゲーム掌握もなくなったので亭主、騎士、採取/最終などのじわじわとしたアドバンテージ戦略も有効になった。
接死1/1野獣で最低限のアグロ耐性はあるが、《真夜中の騎士団》の枚数は控えめにしたいところ。ゴルガリカラーで《ザル=ターのゴブリン/Zhur-Taa Goblin(RNA)》的な良レシオ生物って居ますかね?或いは《軍団の最期/Legion’s End(M20)》3枚以上か。
・黒単
オーコ、狼、獣ラインがなくなり生物シナジーで戦うこのデッキにも復活の目がある。デッキ的に単なる小粒デッキにはどぶアヤーラ死神で耐性があるのが嬉しい。
暴力的な早期決着型アド装置がなくなったので、ロークスワイン城も有効に。
→サンプルリストではゴロス時代との大幅な差別化を試みた。アグロが増える前提ならば生贄能力を上手く使えないランクルは弱い筈。代わりに《虐殺少女/Massacre Girl(WAR)》を増やし、後手orドブン展開への対抗手段とした。5体以上並んだ敗勢を1枚で完全にまくれるのはこのカードしかない筈。構成上互いに流れてもこちらだけ損害は軽く、タフ1生物が多いことが却って大型生物まで巻き込むトリガーになる。
シミックフードに押さえつけられていたアグロ+ゴルガリ出来事をトップメタと予想しているので、ひとまずはこんな形で。
・ジャンド猫かまど
ラクドスクラッツと違って、アドも速度も長けている(ぶっちゃけ上位互換でしょ?)。コルヴォルドレス型ならむかしむかしを積む必要もない。
何より、このアーキタイプのみが全盛期のガチョウ狼を使える。1Tガチョウで始めて6/6狼でド突けるデッキはジャンドクラッツだけ!!
前環境の愚痴とかウィザーズ批判を続けるのは生産性がないので皆も新環境デッキ、考えよう(提案)
〇消滅
・セレズニア出来事:亭主全振りゆえ。
・グルール:友好2色の弱マナベースで存続出来ていたのはむかしむかしの御蔭。そのほかにもナチュラルに積めた銛撃ちはガチョウの実質退場で存在意義を失い、「高パワー生物で3~5Tの相手PWを押し切る」デッキ構成も有効ではなくなった。狼と掌握が退場するから獣は出し得生物になれるんだけどね。
〇弱体化
・ニッサハイドロ系
ガチョウ+むかしむかしのロケットスタートがなくなりオーコ狼といった万能中盤展開も失った。「多色化してまだいける~」との言説を見たけど無理じゃね?前環境のバントランプはチェックランドありきだし、ガチョウがいなくなったのでダブシンタッチは恐らく無理。前環境の如く土地27でマナソースの枚数そのものを増やせばマナカウントが足りるかもしれないが、そこまでするメリットはない(あれも同系見据えての歪みだった訳だし)。
あとありえるのは浅瀬+ドルイドのエレメンタルパッケージか。いずれにせよ初動2Tのデッキなので脅威ではなくなる。
〇相対的浮上
・小粒系アグロ
緑の初動が2T楽園にシフトするため、先手なら安定して勝てるようになる。
目下問題はマナベースの弱さ。騎士、ラクドスアグロがポッと出て直ぐ消滅したのはスクライ(あっても)積めない貧弱マナベースだったから(グルールだけが許されたのは上述)。赤単はデッキパワーが論外だし、難しいところね。
・カウンターデッキ
シミフラ、青白。BO3知らんけどクリコマが消滅したからサイド後も行けるんじゃね?(適当)
・3テフェ系
「3テフェ禁止しろ」の戯けコメを良く見るが、オーコ獣ニッサラインのデッキが減ればそれだけ価値も上がる。小粒横並びには辛いのだが、そういうデッキは全除去一発で沈む。シミックフードがテフェリーを完全駆逐したのは横並びする癖にリカバリーが容易なデッキだった為でして。
・低速コンボ
創案、荒野、あと壊滅ダンス?これも横並びそのものは辛いからクラリオン煤炎の一掃ケイラスをしっかり取ること前提だけどね。
・茶
かまどとグレートヘンジ。かまどは1マナと軽いからまだしも、グレートヘンジは5マナ払って展開した返しに鹿に変えられたから始末に負えなかった。
ヘンジのマナ域にはニッサ様が居られるが、後述するような残忍な騎士デッキが流行るならば絶対に対処できないアド装置として有力な筈。
〇個人的お勧め
・緑単系
むかしむかしは落ちるものの、マナベース緩和の意味がなかったので相対的には被害は軽微。
デッキの動きとしては生皮or野獣で1Tスタートし、2T楽園、3T獣から最終的にグレートヘンジに繋げるもの。弱体シミックと違いトロール、ヨルヴォ、野獣分アグロ耐性は段違い。後述するゴルガリ出来事よりもアグロに有利な点で差別化は出来ているかな。
・ゴルガリ出来事
皆言うようにトップメタ間違いなさそう。もともとミッドレンジ型(ビビアン、ニッサ、ヘンジ+掌握)タイプはむかしむかしが1~2枚程度だったのでセレズニア出来事と違い影響は少ない(掌握スロットはアグロや同系を見越せば《軍団の最期/Legion’s End(M20)》採用で安定)。
ガチョウが退場するため、緑同系でマナ加速の枚数差による展開負けはなくなった。またオーコ狼による早々のゲーム掌握もなくなったので亭主、騎士、採取/最終などのじわじわとしたアドバンテージ戦略も有効になった。
接死1/1野獣で最低限のアグロ耐性はあるが、《真夜中の騎士団》の枚数は控えめにしたいところ。ゴルガリカラーで《ザル=ターのゴブリン/Zhur-Taa Goblin(RNA)》的な良レシオ生物って居ますかね?或いは《軍団の最期/Legion’s End(M20)》3枚以上か。
・黒単
オーコ、狼、獣ラインがなくなり生物シナジーで戦うこのデッキにも復活の目がある。デッキ的に単なる小粒デッキにはどぶアヤーラ死神で耐性があるのが嬉しい。
暴力的な早期決着型アド装置がなくなったので、ロークスワイン城も有効に。
→サンプルリストではゴロス時代との大幅な差別化を試みた。アグロが増える前提ならば生贄能力を上手く使えないランクルは弱い筈。代わりに《虐殺少女/Massacre Girl(WAR)》を増やし、後手orドブン展開への対抗手段とした。5体以上並んだ敗勢を1枚で完全にまくれるのはこのカードしかない筈。構成上互いに流れてもこちらだけ損害は軽く、タフ1生物が多いことが却って大型生物まで巻き込むトリガーになる。
シミックフードに押さえつけられていたアグロ+ゴルガリ出来事をトップメタと予想しているので、ひとまずはこんな形で。
・ジャンド猫かまど
ラクドスクラッツと違って、アドも速度も長けている(ぶっちゃけ上位互換でしょ?)。コルヴォルドレス型ならむかしむかしを積む必要もない。
何より、このアーキタイプのみが全盛期のガチョウ狼を使える。1Tガチョウで始めて6/6狼でド突けるデッキはジャンドクラッツだけ!!
前環境の愚痴とかウィザーズ批判を続けるのは生産性がないので皆も新環境デッキ、考えよう(提案)
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