カウンターが多い。
 
 Wednesday Brawlが始まった頃は、見るカウンターと言えば《物語の終わり/Tale’s End(M20)》と《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke(GRN)》ぐらいのものだった。。ところが昨日は《ドビンの拒否権/Dovin’s Veto(WAR)》《神秘の論争(ELD)》どころか《否認/Negate(M20)》や3マナハードカウンターすら見る始末。まあ中速以降はゴロス最強だからね、仕方ないね。

 なのでカウンターで荒れ始めた環境を考えてみた。


〇カウンター対策
・《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler(WAR)》《目覚めた猛火、チャンドラ/Chandra, Awakened Inferno(M20)》
 カラー当てはまっていて積まない理由はない(アグロ除く)のでノーコメント。

・《夏の帳/Veil of Summer(M20)》
 pokkyさんに教えてもらってなるほどな、と。ゴロスが否認積むのは頭おかしいと思うので、こういうカードは納得。ゴロス同系切り札の戦争の被害、工作員の受け札にもなる。

・《発展+発破/Expansion+Explosion(GRN)》
 軽蔑、拒否権は対応できないが、3マナ系や否認を受けられる。こちらは発破モード分帳で違って腐らない。ゴロスなら10マナ程度直ぐ伸びるしね。《僻境への脱出》辺りのドロソと入れ替えよう。

・変容するケラトプス
 消されない…のだが、この手のカードを重宝するアグロ~ミッドはゴロスのおやつなのが難点。

・《夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher(M20)》
 取り合えず瞬速で投げられるのでアグロにも使える対カウンター札。ケラトプスよりはこっちかな。


〇増えてきた統率者
・テフェリー
 確かに青ミラー最強…なのだが、いかんせんアゾリウスカラーにはフィニッシャーが少なすぎる。信頼おけるフィニッシャーはX=3以上の集団強制か、灯争ジェイスの2枚しかないのでは?
 テフェリー自体はそこまで強い統率者ではないが、1度目3マナ、2度目5マナと出しやすいキャントリ札なので、テンポを失わず土地を伸ばす分には強いか。

・《風の憤怒、カイカ/Kykar, Wind’s Fury(M20)》
 初期はキャントリ連打でトークン爆速生成デッキだったが、昨日見たのは普通のコントロールデッキ。テフェリーと違ってジェスカイはフィニッシャーが圧倒的に多いのがミソ。カイカ自身がフィニッシャーにもなれるしね。
 生物はほぼ要らない(せいぜい借り手と巨人2種)として、カウンター:単除去:全除去:PWの塩梅をどうするかメタ読みごとにリストは万化しそう。印鑑や選択を敢えて直ぐに打たず、カイカと合わせて動くなどプレイングにも気を配りそう。特にアグロ相手でのトークン生成・マナ変換の計算には神経すり減らすだろうね。

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