現在追ってる(単行本買ってる)連載漫画 2021年4月編
2021年4月5日 趣味 説明文の多寡がお気に入り度を示しています。
①無期限休載か打ち切り単行本未発売か完結か分からんやつ
・田辺剛 クトゥルフ作品集
ジャンル:クトゥルフ
粗筋:それぞれ
奥行きと書き込みのある背景、彫りが深く光沢感のある人物造形、手塚的な漫画文法よりも一枚画を指向したコマ動きなど、とにかく日本人離れした感覚の書き手。バンドデシネっぽさが、寧ろクトゥルフというジャンルに合っている。
ビームコミックスは中編連載が多くて、単行本原理主義としては刊行頻度が分からん。
・シャーリー
ジャンル:ビクトリア朝ロマン
粗筋:お堅い主人と健気メイドのほっこり話
「乙嫁語り」の作者さん。ゴローとシャーリーのコラ画像好き(年寄感)
・夜人
ジャンル:ダークファンタジー
粗筋:幽体離脱したらバケモンが見えるようになった
Web同人「世界鬼」の頃から病みっぷりが魅力の作家さんだったので、「病気療養につき休載」の告知で裏サン更新が途絶えたのは気がかり。
・京極堂シリーズ
ジャンル:この世には不思議な事など何もないのだよ、関口君
粗筋:それぞれ
「鉄鼠の檻」で途絶えた。志水先生はコミカライズや中編ホラーで作家業を続けられていたので、何時か「塗仏の宴」で復活を…!と願っていたら斜め上の連載が始まった。詳細は次回。
・バスキュレ
ジャンル:ディストピア×ケモ
粗筋:動物種で階層の決まる世界
高野作品は「向ヒ兎堂日誌」しかり、シックな衣装とキャラ同士の和やかな掛け合いが魅力だと思ってる。なのでゴテゴテしたデザイン+ケモケモした世界観に1巻の時点でモヤモヤを感じた。
それに「BEASTERS」という爆弾漫画が出てきたのも時期的にね…。
・ジゼルアラン
ジャンル:イギリスロマン
粗筋:作家志望下宿人×純情天才貴族っ娘大家の探偵業
ジゼルお嬢様が(ライアーソフト好き限定で)萌え死にしそうなキャラクター。序盤はお嬢様振り回され系のドタバタ劇だったが、どんどん陰鬱な雰囲気を帯びていき休載。辛い。
・この愛は、異端
ジャンル:エロ耽美
粗筋:最強悪魔の俺が人間の女に惚れてしまった
「第一部完」ではあるが、アフターストーリー・設定資料のついた補遺本も出たので綺麗に完結しているでしょう。
この作者さんは前作の「巌窟王」しかり、お話の整理力・キャラの捌き方が上手いのよね。半エロ漫画のルックながら完成度は高い作品に思う。
・ひねもすのたり日記
ジャンル:自伝
粗筋:ちばてつやの前半生を時系列に囚われず描く
日本漫画界の至宝、ちば大先生の十数年ぶりの新作。鉄兵や松太郎と行かなくとも、「あしたのジョー」誕生秘話辺りまではお話(述懐)が続いて欲しかったなあ…。
・スマイル
ジャンル:吸血鬼もの亜種
粗筋:高校生だったけど今はバケモノです
時期的にもろ「東京喰種」フォロワー作品だったけれど、バトルシーンは読みやすかった。裏を返せば個性がなかったのだけれど…。
・怒りのロードショー
ジャンル:映画ネタギャグ
粗筋:「あとキューブリック作品が入ってないのはマイナスだと思う キューブリックの良さが分からないヤツは映画を見る資格がないんだよねえ」
http://comicmcclane.web.fc2.com/roadshow/
Web漫画の書籍化。
映画漫画(作り手ではなくレビュー側)ってのは「木根さんのおひとりシネマ」のように浅っさい話(映画論というよりはオタク論)で茶化しギャグにするか、「邦キチ!映子さん」のように完全に既視聴層にしか分からないトークをするかの2択が多い。
その点、本作は映画やそのジャンルに詳しくなくともちゃんとギャグ漫画として読めて、ツボにはまる映画小ネタもある。僕のようなキモオタに向いてる漫画やね!
・チラシのウラ
ジャンル:短~中編実験漫画
あらすじ:それぞれ
http://tirasimanga.web.fc2.com/
Web漫画の書籍化。星新一的なショートショートが本当に上手い。ワンアイデアを膨らませて、行間に何とも言えぬ情感を残す。ハルタ誌で不定期に読み切りを載せられているので、第三巻が出たら間違いなく買う。
・チェンソーマン
ジャンル:バイオレンスアクション
粗筋:「マキマさんってこんな味だったんだ…」
漫画業界って「第一部完」って形の完結多すぎません?「ファイアパンチ」と違って綺麗に終わったのは良かったですね。
続きます。
①無期限休載か打ち切り単行本未発売か完結か分からんやつ
・田辺剛 クトゥルフ作品集
ジャンル:クトゥルフ
粗筋:それぞれ
奥行きと書き込みのある背景、彫りが深く光沢感のある人物造形、手塚的な漫画文法よりも一枚画を指向したコマ動きなど、とにかく日本人離れした感覚の書き手。バンドデシネっぽさが、寧ろクトゥルフというジャンルに合っている。
ビームコミックスは中編連載が多くて、単行本原理主義としては刊行頻度が分からん。
・シャーリー
ジャンル:ビクトリア朝ロマン
粗筋:お堅い主人と健気メイドのほっこり話
「乙嫁語り」の作者さん。ゴローとシャーリーのコラ画像好き(年寄感)
・夜人
ジャンル:ダークファンタジー
粗筋:幽体離脱したらバケモンが見えるようになった
Web同人「世界鬼」の頃から病みっぷりが魅力の作家さんだったので、「病気療養につき休載」の告知で裏サン更新が途絶えたのは気がかり。
・京極堂シリーズ
ジャンル:この世には不思議な事など何もないのだよ、関口君
粗筋:それぞれ
「鉄鼠の檻」で途絶えた。志水先生はコミカライズや中編ホラーで作家業を続けられていたので、何時か「塗仏の宴」で復活を…!と願っていたら斜め上の連載が始まった。詳細は次回。
・バスキュレ
ジャンル:ディストピア×ケモ
粗筋:動物種で階層の決まる世界
高野作品は「向ヒ兎堂日誌」しかり、シックな衣装とキャラ同士の和やかな掛け合いが魅力だと思ってる。なのでゴテゴテしたデザイン+ケモケモした世界観に1巻の時点でモヤモヤを感じた。
それに「BEASTERS」という爆弾漫画が出てきたのも時期的にね…。
・ジゼルアラン
ジャンル:イギリスロマン
粗筋:作家志望下宿人×純情天才貴族っ娘大家の探偵業
ジゼルお嬢様が(ライアーソフト好き限定で)萌え死にしそうなキャラクター。序盤はお嬢様振り回され系のドタバタ劇だったが、どんどん陰鬱な雰囲気を帯びていき休載。辛い。
・この愛は、異端
ジャンル:エロ耽美
粗筋:最強悪魔の俺が人間の女に惚れてしまった
「第一部完」ではあるが、アフターストーリー・設定資料のついた補遺本も出たので綺麗に完結しているでしょう。
この作者さんは前作の「巌窟王」しかり、お話の整理力・キャラの捌き方が上手いのよね。半エロ漫画のルックながら完成度は高い作品に思う。
・ひねもすのたり日記
ジャンル:自伝
粗筋:ちばてつやの前半生を時系列に囚われず描く
日本漫画界の至宝、ちば大先生の十数年ぶりの新作。鉄兵や松太郎と行かなくとも、「あしたのジョー」誕生秘話辺りまではお話(述懐)が続いて欲しかったなあ…。
・スマイル
ジャンル:吸血鬼もの亜種
粗筋:高校生だったけど今はバケモノです
時期的にもろ「東京喰種」フォロワー作品だったけれど、バトルシーンは読みやすかった。裏を返せば個性がなかったのだけれど…。
・怒りのロードショー
ジャンル:映画ネタギャグ
粗筋:「あとキューブリック作品が入ってないのはマイナスだと思う キューブリックの良さが分からないヤツは映画を見る資格がないんだよねえ」
http://comicmcclane.web.fc2.com/roadshow/
Web漫画の書籍化。
映画漫画(作り手ではなくレビュー側)ってのは「木根さんのおひとりシネマ」のように浅っさい話(映画論というよりはオタク論)で茶化しギャグにするか、「邦キチ!映子さん」のように完全に既視聴層にしか分からないトークをするかの2択が多い。
その点、本作は映画やそのジャンルに詳しくなくともちゃんとギャグ漫画として読めて、ツボにはまる映画小ネタもある。僕のようなキモオタに向いてる漫画やね!
・チラシのウラ
ジャンル:短~中編実験漫画
あらすじ:それぞれ
http://tirasimanga.web.fc2.com/
Web漫画の書籍化。星新一的なショートショートが本当に上手い。ワンアイデアを膨らませて、行間に何とも言えぬ情感を残す。ハルタ誌で不定期に読み切りを載せられているので、第三巻が出たら間違いなく買う。
・チェンソーマン
ジャンル:バイオレンスアクション
粗筋:「マキマさんってこんな味だったんだ…」
漫画業界って「第一部完」って形の完結多すぎません?「ファイアパンチ」と違って綺麗に終わったのは良かったですね。
続きます。
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