ワースト10

・モンタナの目撃者
 テイラーシェリダンらしからぬ、悪役のポンコツぶり(原作あり故仕方ないのだろうが…)。世界の余白があるのは本当に良いんだがね。 

・死霊館:悪魔のせいなら、無罪
https://magiclazy.diarynote.jp/202110081923275310/
 史実の殺人事件を扱う手つきとして、本当に最悪だと思うわ。マンソンと差はない。

・キャンディマン
 モンスターを「黒人迫害の象徴」「口伝にて受け継がれ、決して失われない」という設定にして、アーティスティックなタッチで描くのは素晴らしい。でもホラー映画として筋が取っ散らかり過ぎだわ。

・ハロウィンkills
 僕は前作を「脆いからこそ怖い」と評した。
https://magiclazy.diarynote.jp/201904122232035316/ 
 そこから180度転換して「無敵のモンスター!ギャー!」って打ち出されたのはげんなりだわ。前作のセルフパロディやったり、何も話が進んでなかったり。今作省いても3部作で話破綻しないやん。

・囚人ディリ
 護送アクションと立てこもりアクションのミックス、群像劇の捌き方など、映画のレベルは相当に高い。でも銃の扱いがどうにも承服できなかった。
 深夜の突発的カチコミで100人は動員出来るマフィアが誰一人銃を持ってないし、深夜+平原のセッティングでたかが拳銃1丁で30人の悪党を追い払ったり。僕は外連味でリアリティを後退させるのはアリだと思うけど、シリアスタッチな映画であるべきリアリティを無視するのは嫌いだわ。それご都合主義だもん。

・ヴェノム:レットゼアビーカーネイジ
 前作と同じく「こいつら2人だから勝てた」ってアクション的理屈がねえの!ピンチを脱するのも、敵が負けるのも全部相手方の自業自得。おまけにカサディを巡る大きな物語とエディ・ヴェノムの喧嘩も全く話が重ならないし…。ただのポップコーンムービー。

・ボストン市庁舎
 4時間は流石に退屈。ナレーション・音楽・テロップ・インタビューの無いドキュメンタリー自体は良いにしても、散漫なフッテージを4時間はキツイ。


ワースト3
・パンケーキを毒見する
https://magiclazy.diarynote.jp/202108270222586233/
 形式と内容は違うよ。ドキュメンタリー映画という形式において今作はクソ以下。

・護られなかった者たちへ
https://magiclazy.diarynote.jp/202110272312233007/
 ゴ ミ !
 リアリティマジうんこで通すなら、アクションでも恋愛でもグロでも入れて?

・マトリックスレザレクションズ
 本当に残念。
 押井守的な快楽原則に即したガンアクションは消滅、カンフーアクションもドしょぼ、お話はマトリックス1・2のセルフパロディ止まり。
「人間側の機械センティエント」「旧都市ザイオンと新都市アイオの確執」「エージェントスミスとの共闘」など、面白くなる要素はあるのに全部投げっぱでエンド。
 ウォシャウスキー兄弟(姉妹)って、兄が現場の仕切り・弟がアイデアメーカーの分担なんだって。今作は兄だけが続投というのも…納得の出来だわ。

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