2018秋アニメ1話感想
2018年10月31日
全部観るのでまた1か月。
激推し
・SSSSグリッドマン
神特撮アニメ
トリガー(単体作品)のキャラというとデザインはもとより演出がポップで独特のノリがあった。今回の1話AパートはBGMが一切なく、自然な会話で話が進む(どことなく『心が叫びたがってるんだ』を思わせる)。ところが怪獣が登場するや一転、鷲巣御大の勇壮な曲が響き出す…!
何より怪獣とヒーローの「演技」が良いね。ギャレスエドワードやデルトロは敢えて「中に人が居る風のCG」を起用したけど、まさにそう。ぶっ太い腕をもたもた動かし、足は膝でなく腰から動かして踏みしめる。ヒーローの着地は腰を深く落とし腕を広げて平衡を取り、必殺キックをかました後は重力で体勢がかしぐ…。これが愛じゃなくて何ですか!ありがとうグリッドマン!!!「退屈から救いに来」てくれて!!!
やがて君になる
百合系。
感情の機微を表情や台詞ではなく、接写遠景の使い分け、小物のあしらいや仕草で表現してるあたり、映画的抒情的で大変美しい。原作未読だが、どことなく志村貴子先生の雰囲気を思わせた。
胸の前で所在なげに合わせた両手の動きだけで心情を伝えるシーンで視聴確定した。
・ゾンビランドサガ
ゴクドルズ難民救済。
ハイテンションギャグかと思いきやゴクドルズと違ってきちんと可愛いし、伏線を配置できていて作品構成も期待できる。「なんやこれ…」と謎・深みが共存できてる感じ、これはけものフレンズの再来か?
・色づく世界の明日から
田舎SF。
何の説明もなくブッ飛んでるが、PAworksの光と空気で照り霞んだ風景、鄙びた街のディティールを見てるだけで幸せになる。アニメ1話というのは設定説明やキャラ紹介で駆け足になるものだけれど、日常の画だけで保つのは得だね。
推し
・ゴブリンスレイヤー
あ!ウェス・クレイヴンの「hills have eyes」だ!ジョギリ!
さておき1話の出来は良い。直接表現せずとも、殺す犯すは伝わる。寧ろ人体破壊してた「デビルマンcrybaby」が面白かったかと言えば…。声の演技、BGM、画面のぼやけざらつきでAパートBパートに落差つけられてるから、しっかりショックとして機能する。メディアミックスとして漫画版より好き。
これがずっと続くなら食傷だが、掴みはばっちり。
・転スラ
動物番長メルエム。
作画凄いし、映像ならではの演出もあって一定水準あるんだけど…レベル上げ・ステータス・世界観設定の細目はいつでも過去参照できる小説や漫画でこそ面白いのでは。コンテンツと媒体が合っていないような。
・ダブルデッカー ダグ&キリル
未来刑事もの。
メタギャグで緩急つけてる辺り今期のIngress animationよりずっと上等だが…堤幸彦っぽいんだよな。強引なナレーション挿入やもじゃもじゃモザイクはもとより、ジャンルを解体した果てに再構築する気がない。単に茶化してるだけ。タイバニのサンライズでこれか…。
とはいえ可能性無限大なので暫く見る。
惜し
・風が強く吹いている
駅伝。
スポーツものながらチームの結束や試合の白熱ではなく、大学男子寮の共同生活で描くのは異質。映像的に目を惹くものはないのがどうにも。
キッッッつい
・ジョジョ5部
アニオリ導入でスラムの無法ぶりやジョルノの侠気を映像的に提示していて感心。…したのはつかの間後はお決まりの電気紙芝居。何で漫画から全文文字起こししたがるの?緊迫する筈の戦闘シーンでダッラダラ長台詞くっちゃべりたいならドラマCDでも出しとけ。
激推し
・SSSSグリッドマン
神特撮アニメ
トリガー(単体作品)のキャラというとデザインはもとより演出がポップで独特のノリがあった。今回の1話AパートはBGMが一切なく、自然な会話で話が進む(どことなく『心が叫びたがってるんだ』を思わせる)。ところが怪獣が登場するや一転、鷲巣御大の勇壮な曲が響き出す…!
何より怪獣とヒーローの「演技」が良いね。ギャレスエドワードやデルトロは敢えて「中に人が居る風のCG」を起用したけど、まさにそう。ぶっ太い腕をもたもた動かし、足は膝でなく腰から動かして踏みしめる。ヒーローの着地は腰を深く落とし腕を広げて平衡を取り、必殺キックをかました後は重力で体勢がかしぐ…。これが愛じゃなくて何ですか!ありがとうグリッドマン!!!「退屈から救いに来」てくれて!!!
やがて君になる
百合系。
感情の機微を表情や台詞ではなく、接写遠景の使い分け、小物のあしらいや仕草で表現してるあたり、映画的抒情的で大変美しい。原作未読だが、どことなく志村貴子先生の雰囲気を思わせた。
胸の前で所在なげに合わせた両手の動きだけで心情を伝えるシーンで視聴確定した。
・ゾンビランドサガ
ゴクドルズ難民救済。
ハイテンションギャグかと思いきやゴクドルズと違ってきちんと可愛いし、伏線を配置できていて作品構成も期待できる。「なんやこれ…」と謎・深みが共存できてる感じ、これはけものフレンズの再来か?
・色づく世界の明日から
田舎SF。
何の説明もなくブッ飛んでるが、PAworksの光と空気で照り霞んだ風景、鄙びた街のディティールを見てるだけで幸せになる。アニメ1話というのは設定説明やキャラ紹介で駆け足になるものだけれど、日常の画だけで保つのは得だね。
推し
・ゴブリンスレイヤー
あ!ウェス・クレイヴンの「hills have eyes」だ!ジョギリ!
さておき1話の出来は良い。直接表現せずとも、殺す犯すは伝わる。寧ろ人体破壊してた「デビルマンcrybaby」が面白かったかと言えば…。声の演技、BGM、画面のぼやけざらつきでAパートBパートに落差つけられてるから、しっかりショックとして機能する。メディアミックスとして漫画版より好き。
これがずっと続くなら食傷だが、掴みはばっちり。
・転スラ
動物番長メルエム。
作画凄いし、映像ならではの演出もあって一定水準あるんだけど…レベル上げ・ステータス・世界観設定の細目はいつでも過去参照できる小説や漫画でこそ面白いのでは。コンテンツと媒体が合っていないような。
・ダブルデッカー ダグ&キリル
未来刑事もの。
メタギャグで緩急つけてる辺り今期のIngress animationよりずっと上等だが…堤幸彦っぽいんだよな。強引なナレーション挿入やもじゃもじゃモザイクはもとより、ジャンルを解体した果てに再構築する気がない。単に茶化してるだけ。タイバニのサンライズでこれか…。
とはいえ可能性無限大なので暫く見る。
惜し
・風が強く吹いている
駅伝。
スポーツものながらチームの結束や試合の白熱ではなく、大学男子寮の共同生活で描くのは異質。映像的に目を惹くものはないのがどうにも。
キッッッつい
・ジョジョ5部
アニオリ導入でスラムの無法ぶりやジョルノの侠気を映像的に提示していて感心。…したのはつかの間後はお決まりの電気紙芝居。何で漫画から全文文字起こししたがるの?緊迫する筈の戦闘シーンでダッラダラ長台詞くっちゃべりたいならドラマCDでも出しとけ。